【春期】
おすすめの書籍1冊:アジア女性資料センター編『女たちの21世紀』(91)2017
明治以降に海外へ渡り、渡航先で売春をしていた「からゆきさん」と呼ばれる女性たちがいました。歴史教育の中で取り上げられることがない彼女たちに焦点を当て、彼女たちを取り巻く制度や時代状況を確認し、彼女たちをどう捉えるべきかを一緒に考えたいと思います。
おすすめの書籍1冊:森崎和江(2016)『からゆきさんーー異国に売られた少女たち』朝日文庫
日本では、1980年代から国際結婚や労働者として働く移民女性が急増し、定住するようになった女性たちも多い。彼女たちはどのような状況に置かれているのか?また彼女たちの権利と尊厳をまもる運動について紹介する。
おすすめの書籍1冊:移住者と連帯する全国ネットワーク編著(2019)『移民社会20の提案』
【秋期】
2018年にはじまった優生保護法国家賠償請求裁判の背景やその後の経過を確認する同時に、女性のリプロダクティブ・ヘルス・ライツの視点から過去の問題に留まらない、「優生保護法」に関わる現在進行形の課題を考えあいたい。
おすすめの書籍1冊:優生手術に対する謝罪を求める会2018『増補版 優生保護法が犯した罪』現代書館
推薦図書:柘植あづみ『生殖技術――不妊治療と再生医療は社会に何をもたらすか』みすず書房、2012年
おすすめの書籍1冊:「なくそう!SOGIハラ」実行委員会 編,2019,『はじめよう!SOGIハラのない学校・職場づくりー性の多様性に関するいじめ・ハラスメントをなくすために』,大月書店.
おすすめ本:塩沢美代子,島田とみ子、1975『ひとり暮しの戦後史:戦中世代の婦人たち』岩波書店
How to join
参加を希望される方は下記、参加登録フォームよりメールアドレスを登録してください。折り返し、ゼミの会場などの詳細、参加費の支払い方法をお伝えします。
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Intended audience
本ゼミは若い世代がのびのびと発言できる機会を確保するため、18歳から20代を主たる対象としています。ただし、ジェンダー初学者に限り、30歳以上40歳未満の方にもご参加いただけます。
Participation fee
資料代として、参加費をご負担いただきます。
ゼミは継続によって積みあげていくものです。続けてご参加されやすいよう、回数券を用意しています。また、遠方の方、お仕事の都合で参加できない方には、期間限定インターネット配信で講義をご覧いただく配信チケットを用意しました。
4回券 学生3200円 一般4000円
8回券 学生5500円 一般7000円
配信券 8回券のみ 5000円
(配信用申し込みフォーム: )
※春期に使い残した回数券は、秋期にもお使いいただけます。
※通常の回数券を購入された方は、参加できなかった回を映像配信にふりかえてご覧いただくこともできます。その際、チケットを1枚消費します。
※4/22 (水)のガイダンスは無料です。お気軽にお越しください。
ABOUT US…
ふぇみゼミのこと
ジェンダーやフェミニズムについてもっと知りたいけど、そういう場がとても少ない。そんな疑問を持っていませんか?わたしたち、「ふぇみゼミ」は、ジェンダーやフェミニズムについて考え、実践してきた研究者たちの集まりです。
社会で生きる上での実践的な知識であるジェンダー・スタディーズを、大学の枠を超え若い世代に伝えること。
インターセクショナリティ(差別の交差性)をフェミニズムの中に取り入れた学びの場を作ること。
普段、ジェンダーやフェミニズムに触れる機会の少ない人たちに、学びの場を提供すること。
の3つを目的に活動しています。
2020年度、引き続き、きんとう基金より助成をいただいて、18歳から20代を主な対象に、「ジェンダーと多様性をつなぐフェミニズム自主ゼミナール」を開講します。月に1回〜2回、平日の夜か週末に、セクシュアリティ、エスニシティ、障害、経済階層などの要素とジェンダーが交差する問題に焦点をあてた研究、運動、実践を行ってきた多様な講師を招き、ジェンダーと多様性について考える自主ゼミです。ぜひご参加ください。
HP http://femizemi.blogspot.jp/
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