スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

7月, 2018の投稿を表示しています

【2018年度】春期第5回ふぇみ・ゼミ TA感想リレー(4)

こんにちは、ふぇみ・ゼミTAのKです! 7/4(水)の講義の感想をシェアさせていただきます。 少し天候に不安がありましたが、今回もたくさん参加者の皆さんにお集まり頂きました! 今回の講義は、「太平洋を横断する『有色女性(women of color)』の連帯」 人種差別と性差別を同時に受けるとはどういうことなのだろうか?  のテーマのもと進みました。 今回の講義の中で、特に印象的だったのは前回のディスカッション講義で出た意見(戦時性暴力の事実をアート等へ向けることに対し、それが被害者を無理に"かわいそうな人"として形作っていないかという問題)を踏まえて、講師の河さんが答えた言葉 「声をあげた女性たち(サバイバー)は単なる被害者ではなく、エンパワメントの象徴であり、アクティビストである」という言葉でした。 前回の授業との繋がり、そして力強いメッセージを受け取ることのできた濃密な講義でした。 講義後の質疑応答でも、参加者からの質問がスムーズにでました。(前回のディスカッション形式の際、参加者が突如減ってしまって少々心配でしたが、今回再び参加者のみなさんの意見や感想が聞ける場ができて良かったです) 次回でふぇみ・ゼミ前期、最終回となります。普段と曜日・時間が変更になりますが、前期の集大成です。みなさんのご参加お待ちしております! ゼミ情報は、以下の通りです。 河庚希(は きょんひ) 明治大学大学院特任講師。サンフランシスコ湾岸地域を拠点とする在日コリアン団体「エクリプス・ライジング」共同設立者、「日本多文化救済基金」共同設立者、「一般社団法人 希望のたね基金(キボタネ)」運営委員。京都府生まれ。専門はエスニック・スタディーズ。研究テーマは日米の帝国主義とその交差性、共犯性、そして環太平洋の有色人種の運動。論文に“Cultural Politics of Transgressive Living: Socialism meets Neoliberalism in pro-North Korean Schools in Japan” Social Identities: Journal for the Study of Race, Nation and Culture . Vol. 24, 2 (

【2018年度】春期第4回ふぇみ・ゼミ TA感想リレー(3)

この度の豪雨による被害に遭われた皆様に、心からお見舞い申し上げます。 更新に少しだけ間が空いてしまいましたが、まずは6月27日に行われたゼミのTA感想です。 これで、前期担当のTAは一周リレーいたしました。↓↓ こんにちは。 ふぇみ・ゼミTAのRです。 関東は梅雨明け後の猛暑、関西地域では豪雨被害がとても心配されます。厳しい天候がつづきますがみなさまお元気にお過ごしでしょうか? 6/27におこなわれた梁・永山さんが担当のセミナーは、講義中心に進んできたこれまでとは変わりまして、参加者によるディスカッション中心の進行でした。まさにゼミという名にふさわしい回! これまで何度も顔を合わせていながらも、きょうみたいに膝を突きあわせて話し合うのはみんなほとんどはじめてだったはず。でもそんなものは微塵も感じさせない充実したグループワークとなり、運営委員一同ゼミ生のみなさんが頼もしい限りでした グループワークのテーマは、日本軍戦時性暴力問題(「慰安婦」問題)を手がかりにしつつ「私が被害者の声に出会ったとき、自分自身は何をするのか・するべきと考えるのか」でした。グループで話し合ったことを報告してもらったあとは、講師の梁・永山さん自らがこのテーマについて自身が考えるアンサーを述べてくれました。 この日は他にも、世の中へ向けて何かアクションを起こしたいと考えているふぇみ・ゼミ生たちへ、そのきっかけをつくるための映画上映会ノウハウの伝授もありました! ふぇみ・ゼミ運営委員たちが培ってきた豊富な経験で、ゼミ生たちの学びから実践へ向けた取組みもばっちりサポートしていきます。 ふぇみ・ゼミがみなさんにとってのコミュニティになってほしいという思いが少しでも伝われば嬉しく思います。 次回のご参加もお待ちしております。 それでは、今回のゼミ情報も以下に掲載いたします。 梁・永山聡子(やん・ながやま さとこ) 非常勤講師、アジア女性資料センター運営委員、ゆるふぇみカフェ運営委員、一般社団法人希望のたね基金(キボタネ)運営委員。東京生まれの在日朝鮮人3世。専門は社会学。植民地支配・被支配経験のフェミニズム、グローバルフェミニズムと社会運動に関心がある。共著に『社会学理論のプラクティス』くんぷる(2017)、「『慰安婦』問題と関わるこ

ふぇみ・ゼミイベントカレンダー