こんにちは。スタッフのASです。報告が遅くなり申し訳ありませんが、7月8日に無所属で国立市議会議員6期目の上村和子さんを講師にお招きして、地域でジェンダー平等と差別禁止を実現するための道のりと課題について伺いました。 上村さんが21年にわたり議員としてやってきたことは、簡潔にいうと①「ソーシャルインクルージョン・人権行政」の浸透と②「当事者のことは当事者抜きに決めない」の徹底を通したインターセクショナリティの実践です。 「しょうがいしゃがあたりまえに暮らすまち宣言」(2005)や「国立市人権を尊重し多様性を認め合う平和なまちづくり基本条例」(2019)など国立市の人権に関する施策は、全て被差別当事者の痛みから生まれました。 人々の痛みに向き合い、ダメな時は体を張ってでもダメと言って人々の「あたりまえに生きる権利」を取り戻していく営みを、上村さんは地道に続けてこられたのでした。 国立市のジェンダー条例にアウティングの禁止が盛り込まれているのも、一橋大学でアウティングによる自死が起きた、あの痛みを2度と繰り返さないという意志のためです。 一方で、条例を絵に描いた餅にしないために、推進や評価をする審議会も設けられています。ここには当然のこととして被差別部落出身者、朝鮮学校のオモニ、重度障害者らをはじめとする当事者が含まれ、安全やコミュニケーションへの配慮もなされています。 上村さんを前にして、この人はわたしたちのことを見てくれると思いました。心から信頼できると感じ、応援したいと思う政治家に出会ったのは初めてです。 とても勇気づけられたと同時に、地域だからこそ具体的に実現できることがあると気づかされ、市民として主体的に足元から変えていこうとする大切さを痛感しました。 権利の行使の仕方や、当事者の周りの人間の闘い方についてなど、質疑応答も大変充実していました。 「解放されたい」という思いで、43歳で議員になった上村さんがした「自分の中の穴は自分で埋める」という決断。そして、「あ、全て自分で埋めたわ」と思ったという瞬間。「悩んでる方がいたら、絶対来ますよ。埋まった時わかりますから。」という励ましに痺れました。 この回を含む春期のゼミ映像は今からでもお支払いいただければご覧いただけます。秋期のゼミ受講も受け付け中です。 詳しくはhttp://femizemi.blogs...
~ジェンダーと多様性をつなぐフェミニズム自主ゼミナール~ independent feminist seminar on gender and intersectionality / 페미제미 -젠더와 다양성을 잇는 페미니즘 세미나 / 交叉性与女权独立论坛