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【2018年度】秋期最終回(第7回) TA感想リレー(12)


こんにちは!TAのKです。投稿すごく遅くなってしまい申し訳ないです。
私はもう来年度の履修登録に追われております、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

先日、瀬戸徐映里奈さんを講師にお招きして「ひとりの『住民』がフィールドワーカーになるとき ー異なる立場の女性たちとの連帯を模索して」の講義が行われました。
瀬戸徐さんはベトナム難民のご研究が専門でいらっしゃいますが、今回はベトナムのお話に限らず、瀬戸徐さんのライフヒストリーから何故ご自身がベトナム難民の研究を行われるようになったかをお話ししてくださりました。


瀬戸徐さん個人についてのお話が、どんどんと被差別部落の問題や、在日コリアンの方々の問題へと繋がっていく様子がとても印象的でした。
また、瀬戸徐さんがご自身の一部としてそういった問題と冷静に、しかし情熱的に向き合っていらっしゃることが伝わり、迫力に圧倒されてしまいました。

以前大学で「個人的なことは政治的なこと」という言葉を教えていただいたことがあります。
教えていただいた当時はそういうものかとなんとなく納得し、呑み込んでいました。
しかし今回瀬戸徐さんの講義を受けて、個人的なことを政治的なことと捉えてご自身のバネとしていらっしゃる瀬戸徐さんのお話をうかがって、まこの言葉に少し実感がもてるようになりました。
その意味で私にとってとても印象深い講義でした。

今回でふぇみ・ゼミ2018年度の講義は終了です。
一年間ありがとうございました。

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