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5月, 2019の投稿を表示しています

【2019年度ふぇみ・ゼミ】4月24日 無料公開ガイダンス動画

【4/24に行われたふぇみ・ゼミ無料ガイダンスの動画を公開しました!】 4/24に行われた、2019年度ふぇみ・ゼミの無料ガイダンスの動画を公開いたします。 参加をご検討の方は是非ご覧ください。

【2019年 4/30特別公開講座 】TA感想リレー(13)

ふぇみ・ゼミTAのAです。 みなさま、なんだか寒暖差が大きい季節ですがいかがお過ごしでしょうか。 先日、ふぇみ・ゼミ特別公開講座として、北京LGBTセンター事務局長・辛穎(Xin Ying)さんの講演会が開催されました。印刷した資料が途中で足りなくなるほどの盛況ぶりで総勢74名の方が参加してくださいました。 辛穎さんは、北京でLGBTアクティビストとして、フェミニストとして活動をされています。今回の講演会では、中国のLGBT運動の歴史、政治との関わり、またフェミニズムとの関わりなど多岐にわたるトピックが話されました。印象に残ったことをいくつかご紹介したいと思います。 中国ではかつてLGBTについて公衆衛生の観点から語られていましたが、1995年の北京世界女性会議で初めて人権の観点で語られました。また会議の参加者がグループを作り市民社会を変えていく主体になっていったこと、グローバルな世界と接続していったことなど、とても大きな影響がありました。グループができていく中で、女性たちはLGBT運動の中の家父長的な側面を批判し、自分たちのグループを作っていきました。北京世界女性会議をきっかけに芽吹いていったLGBT運動とフェミニズムには、そのような深い関係があるのです。 現在の中国では保守化が見られるとのことですが、その中でできることをさがしていると辛穎さんは言います。今がコミュニティーを耕す時であり、社会を変える運動に多くの人が参加できる環境を作ること、自分自身の価値や可能性、また市民としての権利を持っていると信じることが大切だと言います。出発点は選べないが平等な社会というゴールは選べると、力強くおっしゃっていました。 質疑応答では40以上の質問が集まり、時間の関係で全てはお答えいただけませんでしたが、コミュニティ内のインターセクショナリティーについて言及がありました。LGBTの中にも民族、人種、出身地域、社会的地位などすでに差異があるということ、グローバリゼーションを利用しながらもローカルな立ち位置を忘れずに個々人の政治をしていくことが大切だというお話がありました。 「自分は市民としての権利を持っている」と信じられる状況にいることの大切さ、その状況を作るのは自分たちであり、そのためには自分を見つめなおし、連帯し、社会を変えていく、その重要性

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