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【2018年度】春期第2回ふぇみ・ゼミ TA感想リレー(1)


こんにちは。週半ばの雨模様の本日、皆様いかがお過ごしでしょうか。
先週5月30日、第2回ふぇみ・ゼミが開催されました。講師はゲストの堀あきこさん。
ガイダンスでお渡しした資料の内容を、以下にもう一度掲載いたします。


堀あきこ(ほり あきこ) 担当日 5/30 wed 19:00

大学非常勤講師。マンガなどのポピュラー・カルチャーをジェンダー、セクシュアリティ、フェミニズムから考えています。批判的な目を持つことと同時に、「これは好き!」という視線も大切にしたいと思っています。

講義テーマ:メディアの女性イメージ

 SNSで次々と起こるネット炎上。「イヤだな」と思う表現は何が問題なのでしょう?エロ?女らしくしろって意識?フェミニズムで論じられてきた、ステレオタイプや性的客体化(性的モノ化)などの言葉から「イヤ」の中身を考えます。

推薦図書
堀あきこ(2009)『欲望のコード―マンガにみるセクシュアリティの男女差』臨川書店



そしてこの度、ふぇみ・ゼミTAリレーを始めることにしました。ふぇみ・ゼミには現在3名のTAがおります。探り探りではありますが、順次交代しながらゼミの様子をお伝えしていけたらな、と思います!

というわけで、リレー初回(ゼミ第2回)の担当はTAのKです。↓↓

堀あきこさんのセミナーには、天候の悪さを吹き飛ばすほどの、たくさんのゼミ参加者(運営を合わせて35人以上‼)が集いました!
YouTube配信に手間取り、出だしがスムーズとは言えませんでしたが、最後の質疑応答まで大盛り上がりの第二回のふぇみ・ゼミでした。

今回のセミナーでは、CM表現に対する批判が印象的で、ワンオペ育児を美化するようなCMや、25歳の誕生日は喜べないと謳う化粧品会社のCMに対する「これって何だか変。」「なんだかイヤ。」その"何か"をジェンダーや社会学の視点から解き明かすヒントが貰えたかと思います!

堀さんがゼミ生へ、非常にオープンに接してくださったことで、ふぇみ・ゼミが安全な場所であることが、よりみなさんに伝わったかなと思います。(たくさん質問が出て本当に嬉しかったです!)
みんなでこの雰囲気を共有しつつ、今後、ふぇみ・ゼミ参加生同士も学び合える場となって欲しいです^^

次回もぜひ、参加お待ちしております!

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