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【フェミニストとして読み、書くための基礎ゼミナール】開催のお知らせ

5/30(土)から11/7(土)にわたり全12回のzoomを使ったオンラインの基礎ゼミナールを開催します。

なお、こちらの基礎ゼミナールには年齢制限はございません。

お申し込みは以下のリンク(peatix)からお願いいたします。

概要
 ジェンダーを学び、フェミニズムで社会を変えたい人のための基礎ゼミナールです。専門家や権威、政府、「えらい人」の発する言葉に、もやもやしつつもどこがおかしいのかはっきり言えないことはありませんか? 
 当たり前を疑い、違和感を言葉にし、差別の構造に気づく。そのためには、その疑問を感じている「あなた」自身が、社会の中でどのような立ち位置にいるのか、そもそもこの社会にはどんな権力構造があるのかを理解しなければなりません。
 批判的に読む、書く、調べるといった学問的方法論は、他者の言葉を検証し、自分の主張をまとめるための技術です。批判とは、相手のあら捜しをすることでも、その逆に相手のいうことをただうのみにしてまとめることでもありません。学問を職業にしない人にとっても、フェミニズム運動を行う上でも、批判は、専門家や権威、権力の言葉に思考停止せず、自ら考えて判断するために重要です。
 本ゼミでは、実際に社会問題について読み、書く実践を通じて、フェミニスト、アクティビストとして自らの意見、主張を説得的に示すトレーニングを行います。
  [STEP1] 批判的に読み取る・批判的な検討をする
  [STEP2] 著者の意見を批判的にまとめてみる
  [STEP3] 論文の内容の事実確認をする・検証をする
  [STEP4] 自分の立場からもう一度読み取る:反論、対案、賛成
  [STEP5] 自分の主張をまとめて書く

対象者
「読む」「書く」「調べる」の批判の基礎スキルを身に着ける機会がなかった、ジェンダー・フェミニズムを学ぶ方々。

講座形式
社会科学・人文科学系の研究者であるふぇみ・ゼミの運営委員・チューターが交代で講師を務めます。
 土曜日 19302100
 190分、全12

12回通し券(2020年度ふぇみ・ゼミ受講生)  6,000
12回通し券(2020年度ふぇみ・ゼミの配信申し込みがお済みの寄付者)  28,000
12回通し券(一般) 36,000

 zoomを使った、オンラインでの双方向講座(少人数)です。最大受付人数20名です。情報共有などにgoogle classroomを使用します。
 申込者多数の場合は受講者の関心、社会的経験などをもとにクラスを分ける可能性があります。その際には、映像配信などを利用し、他の曜日、時間帯になることもあり得ます。ご希望の時間帯にならない可能性があることをご了承ください。
 参加者は、一方的に聞くのではなく、積極的に参加することが期待されます。
 全回参加を原則とします。途中からの参加はできません、途中で辞められる場合にも返金などはいたしません。

締め切り日:2020527日(水)午前10時まで。(これ以降は受け付けません)

問い合わせ先
femikiso2020@gmail.com
ふぇみ・ゼミについてはこちら
HPhttp://femizemi.blogspot.com/
Facebook@femiseminar Twitter @femizemi

実施計画
5/30
1.学問とは何か-運動と学問、オンラインで学ぶということ-

6/13
2.批判的に読み取る・批判的な検討をする

6/27
3.著者の意見を批判的にまとめてみる(実践編)

7/4
4.論文の内容の事実確認をする・検証をする

7/25
5.数字・図表に騙されないようにする

8/8
6.自分の立場からもう一度読み取る:反論、対案、賛成

8/29
7.文章で社会を動かす

9/12 
8.自分の主張をまとめて書く

9/26
9.わかりやすい文章を書く

10/10
10.草稿の相互批評会

10/31   
11.主張の根拠を示す・プレゼンをする

11/7
12.プレゼン発表会



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