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運営委員紹介


熱田敬子(あつた けいこ)

東京下町育ち。フェミニスト、アクティヴィスト。ゆる・ふぇみカフェ運営委員、北京語翻訳通訳、ジェンダーや社会学の大学講師もやっています。研究テーマは人工妊娠中絶の体験談の聞き取り、日本軍戦時性暴力支援運動など。フェミとの遭遇以前から心に決めていたのは、結婚制度の中には絶対に入らないことでした。そう決めたところから見えた風景と、出会った人たちが私の人生の宝物です。

飯野由里子(いいの ゆりこ)

研究センター勤務。多様性と社会正義に関する教育コンテンツの開発・実施に従事する傍ら、フェミニズム理論、障害理論、クィア理論を行ったり来たり、くっつけたり混ぜ合わせたりする研究をしています。

河庚希(は きょんひ)

京都府生まれ。サンフランシスコ湾岸地域を拠点とする在日コリアン団体「エクリプス・ライジング」共同設立者、「日本多文化救済基金」共同設立者、「一般社団法人 希望のたね基金(キボタネ)」及び「在日本朝鮮人人権協会性差別撤廃部会(だれいき)」運営委員。専門はエスニック・スタディーズ。研究テーマは日米の帝国主義とその交差性、共犯性、そして環太平洋の有色人種の運動。近著 “Of Transgression: Zainichi Korean Immigrants’ Search for Home(s) and Belonging.” Japanese American
Millennials: Identity, Community, and Culture. eds. Michael Omi, Jeffrey T. Yamashita, and Dana Y. Nakano. (Temple University
Press, 2019)、“Cultural Politics of Transgressive Living: Socialism meets Neoliberalism in pro-North Korean Schools in Japan”
Social Identities: Journal for the Study of Race, Nation and Culture. Vol. 24, 2 (2018): 189-205など。

松田さおり(まつだ さおり)

専門は大衆文化論、質的調査法、ジェンダー論ですが、家事や子育てをしながら、日本語教育の勉強もしています。近著は『占領期生活世相誌資料II 風俗と流行』(新曜社 2015年 共著)、「『ホステス』をやってみたーーコウモリ的フィールドワーカーのススメ」(『最強の社会調査入門』ナカニシヤ出版 2016年)、「デュッセルドルフ・日本デーの成立過程と提示される『日本文化』についての予備的考察」(『響きあうフィールド、躍動する世界』刀水書房 2020年)です。


梁聡子/永山聡子(やん ちょんじゃ/ながやま さとこ)

非常勤講師、アジア女性資料センター理事、一般社団法人希望のたね基金(キボタネ)運営委員、在日本朝鮮人人権協会性差別撤廃部会委員、東京生まれの在日朝鮮人3世。専門は社会学。植民地支配・被支配経験のフェミニズム、グローバルフェミニズムと社会運動に関心がある。共著に『社会学理論のプラクティス』くんぷる(2017)、「『慰安婦』問題と関わることーできることを見つける旅」『戦争責任研究』(2017)など。

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