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2回連続講座のお知らせ「国家の性暴力を問うことー中国・黄土の村と日本から」

  中国山西省太原の郊外・黄土高原の乾いた大地に点在する村々に、かつて日本軍による性暴力被害が吹き荒れた。被害にあった女性たちは、その後長い間、被害にあったその場所で、誰もがその被害を知る中で生きてきた。日本軍による性暴力は地域コミュニティを破壊し、女性たちを孤立させた。その爪痕は今でも現地に残っている。日本軍の占領地域では、広範で常態化した戦時性暴力が、慰安所と相互に補完し増幅しあうシステムを形成していた。 1990年代、山西省では被害者が名乗り出、日本政府を相手取って合計3件の訴訟を起こした。「村で胸をはって生きていきたい」「胸の内を吐き出したい」と、闘った女性たちは、日本と中国で多くの人に深い影響を与えた。原告の被害女性が亡くなった今でも、名誉回復を求める闘いは続いている。 裁判では事実認定がついたにもかかわらず、謝罪と賠償の要求は退けられた。国家に性暴力への謝罪を求めることは、当事者にとって、日本社会、中国社会にとってどんな意味を持ったのだろう。現在の私たちが、なぜ多発する性暴力が正しく裁かれないのか、聞く耳を持たない社会に対し被害者が声をあげることの意味は何なのかと思うなら、その問題の根は、きっとここにある。 本講座ではジャーナリストとして被害女性の撮影を続けた池田恵理子さん、研究者として被害証言を聞き、裏付け調査を行ってきた石田米子さんを招いてお話を聞く。 チケット代 一般(1回のみ)    1500円 一般(2回連続券)   2800円 学生/2021年ふぇみ・ゼミ寄付者(1回のみ) 1000円 学生/2021年ふぇみ・ゼミ寄付者通し券  1800円 2021年ふぇみ・ゼミ生(1回のみ)      500円 ※ふぇみ・ゼミ生で2回連続出席する方は、ふぇみ・ゼミパスポート( ふぇみ・ゼミU30のページ で販売中)をご利用ください 開催方法  zoomを用いたオンライン開催(後から配信あり) ※各回の申し込みは、開始1時間前までとさせていただきます。  開始1時間前までに購入をしていただいた方にzoomアドレス・IDをお送りいたします。  大変申し訳ありませんが、それ以降の申し込みの方後日動画配信にて視聴いただく形になり、  zoomアドレス・IDを送信できかねます。  また、それ以前のzoomアドレスの送信はセキュリティの観点からしておりません。...

連続学習会のお知らせ「教育を問い直す~ジェンダーと民主主義の視点から~」

これまでも多く行われてきた教育に関する研究・実践で取りこぼされてきた課題は何でしょうか。 私たちふぇみ・ゼミは教育に関し、ジェンダーという視点、そして民主主義という視点こそ重要なのではないかと考えています。 既存の枠組みを踏襲するのではなく、過去の事例を学びながらも、ふぇみ・ゼミならではの視点、インターセクショナリティ(差別の交差性)を取り入れて教育の問題について皆さまと考えます。 ※基本的に【第7回以外】はオンライン、オフラインの両方で開催をする予定ですが、新型コロナウイルスの感染拡大情勢により、講師の方とのご相談をすすめながら決定しご参加の皆様にご連絡いたします。 状況によってオンライン配信のみの開催に変更があった場合、ご来場希望でのチケットをご購入していただいた方に、オンラインご案内いたしますのでご了承ください。 ※ご来場の場合、会場は都内になります。 ※ふぇみ・ゼミ生の通し券販売がないのは、ゼミ生のパスポートが通し券になる為です。  通しで購入されたいゼミ生の方は、ゼミ生専用パスポートをご購入ください。  詳しくはふぇみ・ゼミのホームページで発表いたします。 ※各回の申し込みは、18時までとさせていただきます。18時までに購入をしていただいた方にzoomアドレス・IDをお送りいたします。大変申し訳ありませんが、それ以降の申し込みの方後日動画配信にて視聴いただく形になり、zoomアドレス・IDを送信できかねます。ご了承ください。 お申し込みは以下のリンクからお願いいたします。 https://kyouiku-femizemi.peatix.com/ 【第1回】 日時:3月31日(水)19:00~21:00 『「慰安婦」問題を中学生が学ぶということ』 講師:平井美津子さん 子どもと教科書大阪ネット21事務局長。現在、大阪府公立中学校教諭、大阪大学・立命館大学非常勤講師。専門研究は、アジア太平洋戦争下における日本軍「慰安婦」、沖縄戦研究。著書に、『「慰安婦」問題を子どもにどう教えるか』(高文研)、『原爆孤児 「しあわせのうた」が聞こえる』(新日本出版社)、『サンフランシスコの少女像 ~尊厳ある未来を見つめて~』(日本機関紙出版センター)、『戦争孤児たちの戦後史2』(吉川弘文館)。2020年4月韓国で『「慰安婦」問題を子どもにどう教えるか』が翻訳出版された。 <内容...

【ふぇみ・ゼミ緊急企画 #Me Tooと民主主義】1/29「草津の女性町議リコール問題に見るジェンダーと民主主義」

ふぇみ・ゼミでは、【ふぇみ・ゼミ緊急企画 #Me Tooと民主主義】「草津の女性町議リコール問題に見るジェンダーと民主主義」と題して、1/29にオンライン講座を行います。講師はジャーナリストの林美子さんです。 そしてこのイシューについて、そもそも何があったの?という人のために、ふぇみ・ゼミ学生スタッフがおさらいを作りました。このページの最後に載せてあるので、ぜひこれだけでも読んでいってください😆(画像をクリックすると拡大されます) そしてもっと詳しく知りたいなと思ったら、ぜひ講座の方にもご参加ください! 後から配信もございますので、当日都合が合わない方も録画映像をご覧いただけます。 講座の詳細は、こちら( https://femizemi-kusatsu.peatix.com/ )をご確認ください。 2021/01/29 (金)19:00 - 21:00 会場:オンライン チケット 一般  ¥1,500 学生/ふぇみ・ゼミ寄付者 ¥1,000 2020年度後期ふぇみ・ゼミ生 ¥500 お申込み: https://femizemi-kusatsu.peatix.com/view お申込み: https://femizemi-kusatsu.peatix.com/view  

【2020年度秋季ふぇみゼミ】 スタッフ感想リレー(6)

こんにちは!スタッフの S です。 先日 12 月 16 日(水)に、第 3 回目の秋期ふぇみ・ゼミが行われました。   今回は講師に神谷悠一(かみや・ゆういち)さんをお迎えし、「当事者団体の役割と意義 ―政策の実現過程から考えるー」というテーマでお話しいただきました。   神谷さんは、性的指向および性自認等により困難を抱えている当事者等に対する法整備のための全国連合会( LGBT 法連合会)の事務局長を務めていらっしゃいます。また、一橋大学大学院社会学研究科客員准教授としてなど、様々な場面で活躍をされています。   神谷さんが活動されている LGBT 法連合会は、全国 77 の当事者団体・支援団体など様々な団体の連合体で、性的指向及び性自認等により困難を抱えている当事者に対する法整備のための全国連合会です。 2015 年に創設、 2020 年に一般社団法人化されました。役員は総会の決議によって選出された、地域・ジェンダー・セクシュアリティバランスの取れた多様な 5 人からなっています。   LGBT 法連合会は、法律を整備することを目的としていますが、法律をつくるためにはまず立法事実(何が困っているか、何が課題か)が必要です。そこで、相談機関などから声を集めて抽象化した「困難リスト」を作成し、行政や主要政党がこれを参考にしているといいます。   具体的に政策を実現するためには、国会議員との連携が必要で、超党派の「 LGBT に関する課題を考える議員連盟」と連携し、 SOGI 差別禁止法の制定を目指しているそうです。また、政策提言の方法の類型には、「ステークホルダー型」と「個人(有識者)型」がありますが、 LGBT 法連合会はステークホルダー型への適合を企図した連合組織体だといいます。国は1から施策を作ることには限界があり、専門家たちが集まって民主的に決めた意見を知りたいと考えています。また、法律は団体の声でつくるものであり、個人の意見で制定することは邪道であるという考えもあります。よって、「広範な声」を「整理」できる「専門性」が求められるのです。   マイノリティの声を集めて代表するというようなことや、議員と連携するということについて、私はあまり良い印象を...

スタッフ募集(12/31〆切)

 【ふぇみ・ゼミ スタッフ募集要項】   ふぇみ・ゼミでは下記の通り、 1.UDトーク校正スタッフ 2.動画コンテンツ作成、配信スタッフ 3. 事務所勤務スタッフ のアルバイトを募集します。  希望される方は、 ①希望の職種 ②履歴書(書式自由) ③関連するソフトの使用経験 ④ふぇみ・ゼミへの参加経験の有無と、応募動機、簡単な自己紹介 を添えて、 femizemi2017@gmail.com までご連絡ください。   <募集締め切り> 2020年12月31日 書類審査を通過した方は、面接を行います。面接は1月8日の18:00以降で調整予定。 (会場:赤羽)面接の交通費は支給しません。 尚、面接については感染拡大の状況によって変更の可能性があります。 遠方にお住まいの方などは、zoomなどでの対応を検討します。ご相談ください。   ●UDトーク校正スタッフ アルバイト募集● <時給> 1200円 ※研修中も時給は発生しますが、時給は下がります。 <仕事内容> UDトークによる講演やイベントのリアルタイム字幕校正作業及び、それに伴う関連する事務作業、連絡業務など。 <応募条件> ・基本的に在宅業務ですので、どこに住んでいてもOKです。 ・校正に使うことのできるPC、スマホ、インターネット環境をお持ちの方。 ・ラインや、業務連絡ツールでレスポンスをきちんとできる方。 ・PCを日常的に使用しており、タイピングに問題がない方。 ・講演やイベントの開催時間は日本時間で平日夜18:30以降と土日が多くなります。この時間帯に仕事ができる方を優先採用します。 ・ふぇみ・ゼミに過去参加したことがある方優先採用します。 ・大学学部生歓迎。   ●動画・音声コンテンツ製作、配信スタッフ ● <時給> 1200円~(経験や技能がある方は考慮します。研修が必要な場合、研修期間の時給は下がります) <仕事内容> フェミニズムやインターセクショナリティに関するライブ配信、動画制作、ポッドキャスト制作とその補助、およびそれに伴う関連業務。 <使用ソフト> Adobe Premiere、iMovie、 DaVinci Resolve、GarageBand、Audacity、Photoshop、zoom、OBS studioなど。 <応募条件> ・ジェンダ...

【2020年度秋季ふぇみゼミ】 スタッフ感想リレー(5)

 こんにちは!スタッフのMです。 先日11月13日(金)に、第二回目の秋期ふぇみゼミが行われました! 講師としてお迎えしたのは、神戸薬科大学准教授の小門穂(こかど みのり)さんです。小門さんは、生命倫理学・医療倫理学・科学社会技術論を専門にご研究されており、今回のゼミではフランスの生殖医療をテーマにお話しいただきました。 フランスでは、生殖医療に関する議論は1986年から始まっており、また生殖医療を男女カップルに限定するということが早い段階で定められていたと言います。99年にPACS (Pacte Civil de Solidarité)法が可決されているものの、生命倫理法により独身者や同性カップルの利用は認められませんでした。 フランスでは「男女がいて子が生まれる」という生殖観が根強く残っており、そうした価値観が政策に反映されてきました。しかし現在少しずつ変容してきている段階であるといいます。 その事例として印象に残っているお話は代理出産に関することです。これまでは、外国で代理出産により生まれた子の、フランス国内での親子関係を認めてきませんでしたが、2016年、19年と欧州人権裁判所による判決を契機に、父子関係、及び依頼した女性との母子関係が認められるようになったそうです。 一方でトランスジェンダーカップルと生殖医療に関する事例では、今年の9月に、Mt F女性を「生物学的親」として記載するかどうかの裁判の判決が出て、記載は認められなかったという、まだまだ当事者の希望が通っていないという現実も知りました。 2021年を目標に改正が予定されている生命倫理法の争点は「女性カップルとシングル女性の生殖医療拡大」と、代理出産で生まれた子どもとの親子関係に関するものだそうです。 しかし、生殖医療を男女カップル以外に拡大することに対して、フランス国内では強い反発があるといいます。 日本でもメディアで取り上げられ記憶に新しい、黄色いベスト運動では“家族を守れ”というスローガンが掲げられ批判運動が起こりました。反対派団体では生殖医療を拡大することは「家族を壊すこと」という批判があるそうです。一連のお話を聞き、生殖医療に関する事柄は、生殖医療そのものが持つ複雑性と共に、医療を受ける当事者の中でも男女カップルか、そうでないかという立場での分断や意見の相違が発生するのだということ...

【2020年度ふぇみ・ゼミ】春期第4回 スタッフ感想リレー(4)

こんにちは!スタッフのSMです。 感想リレーの更新が遅くなり、申し訳ありません。 さて先日9月30日、NPO法人移住者と連帯する全国ネットワーク事務局長、カラカサン~移住女性のためのエンパワメントセンター共同代表である山岸素子さんをお招きし、移住女性の現状と、これまで山岸さんが行ってきた活動、そして活動から見える移住女性の現状とエンパワメントについてお話を伺いました。 山岸さんは約30年にわたって移住者、移住女性、そしてその子供たちへの支援を行ってきました。長い間の活動の中で、日本の移住労働者に対する態度は大きく変わったそうです。 1990年代は移住者や新しい文化を寛容に受け入れていたそうです。しかし現在排外主義が強まる一方だと山岸さんは指摘します。 1980年代、アジア地域で外国人労働者の女性化が進み、日本にも多くのアジア人女性が働きに来るようになります。その主な働き先は性産業でした。 また移住女性が増えた理由の一つに1980年代から1990年代にかけての国際結婚女性の急増があります。特に90年代になると正式な婚約関係がないまま日本人と移住女性が同居を始め、そうした状況のまま子どもが生まれ育つことで、オーバーステイのまま定住する女性が増加しました。 ほかにも日系人労働者の定住や技能実習生の増加により、日本には外国人労働者がますます増加していきますが、外国人労働者の間でも雇用形態、職域、賃金で男女格差が起こったそうです。 国際結婚、労働、技能実習制度…特に技能実習制度は近年話題になっていました。これから日本に渡ってくる外国人がますます増加するなかで(コロナもありどうなるかわかりませんが…)、周縁に追いやられる移住女性やその子どもたちも増えるのではないか、と危惧しています。 現在山岸さんは移住連に主軸をおいて活動をしているそうですが、以前はカラカサン~移住女性のためのエンパワメントセンターでも精力的に活動なさっていました。カラカサンでは移住女性とその子どものためのエンパワメントのための包括的支援を行っています。 山岸さんはカラカサンでの支援活動から、関係機関や民間支援団体、同国人ボランティアとの連携が特に重要だということ強調されていました。また移住女性のエンパワメントにはやはり本人の力が大事であり、支援者はその力を信じて寄り添わなくてはならないとおっしゃっており、支援...

【2020年度ふぇみ・ゼミ】春期第3回 スタッフ感想リレー(3)

 こんにちは。スタッフのASです。報告が遅くなり申し訳ありませんが、7月8日に無所属で国立市議会議員6期目の上村和子さんを講師にお招きして、地域でジェンダー平等と差別禁止を実現するための道のりと課題について伺いました。 上村さんが21年にわたり議員としてやってきたことは、簡潔にいうと①「ソーシャルインクルージョン・人権行政」の浸透と②「当事者のことは当事者抜きに決めない」の徹底を通したインターセクショナリティの実践です。 「しょうがいしゃがあたりまえに暮らすまち宣言」(2005)や「国立市人権を尊重し多様性を認め合う平和なまちづくり基本条例」(2019)など国立市の人権に関する施策は、全て被差別当事者の痛みから生まれました。 人々の痛みに向き合い、ダメな時は体を張ってでもダメと言って人々の「あたりまえに生きる権利」を取り戻していく営みを、上村さんは地道に続けてこられたのでした。 国立市のジェンダー条例にアウティングの禁止が盛り込まれているのも、一橋大学でアウティングによる自死が起きた、あの痛みを2度と繰り返さないという意志のためです。 一方で、条例を絵に描いた餅にしないために、推進や評価をする審議会も設けられています。ここには当然のこととして被差別部落出身者、朝鮮学校のオモニ、重度障害者らをはじめとする当事者が含まれ、安全やコミュニケーションへの配慮もなされています。 上村さんを前にして、この人はわたしたちのことを見てくれると思いました。心から信頼できると感じ、応援したいと思う政治家に出会ったのは初めてです。 とても勇気づけられたと同時に、地域だからこそ具体的に実現できることがあると気づかされ、市民として主体的に足元から変えていこうとする大切さを痛感しました。 権利の行使の仕方や、当事者の周りの人間の闘い方についてなど、質疑応答も大変充実していました。 「解放されたい」という思いで、43歳で議員になった上村さんがした「自分の中の穴は自分で埋める」という決断。そして、「あ、全て自分で埋めたわ」と思ったという瞬間。「悩んでる方がいたら、絶対来ますよ。埋まった時わかりますから。」という励ましに痺れました。 この回を含む春期のゼミ映像は今からでもお支払いいただければご覧いただけます。秋期のゼミ受講も受け付け中です。 詳しくはhttp://femizemi.blogs...

トランス排除に反対するフェミニストの声明

トランス排除に反対するフェミニストの声明   2020 年 8 月 18 日、 NPO 法人ウィメンズ・アクション・ネットワーク(以下、 WAN )のウェブサイトにトランス排除的なエッセイが掲載されたことに関連し、ふぇみ・ゼミ生を中心とした自主グループ「ふぇみ・ゼミ × トランスライツ勉強会(以下「勉強会」)から WAN に宛てて、 10 項目にわたる 公開質問状 が出されました。なお、「勉強会」はふぇみ・ゼミとは独立した自主グループですが、ふぇみ・ゼミは若者の活動を育てることを活動目的の一つとしており、今回も「勉強会」の活動を支援しています。  回答期限である 8 月 31 日、「 WAN 編集担当」より「 公開質問状への回答 」と題する文章が「勉強会」宛てに送付されました。しかしそれは、質問状中の大半の質問に答えていないばかりか、情報発信側に問われている責任をまったく理解していないと思われる、大変不誠実な内容でした。さらに、公開質問状が NPO 法人 WAN の「組織としての」回答を求めているにもかかわらず、現在に至るまで、理事会からは何らの応答もなく、差別や人の尊厳・人権といった課題に対し、 WAN が組織として対応できないことを露呈した形になっています。  近年、日本でも、フェイクニュースやヘイトスピーチの拡散に SNS 等のインターネットプラットフォームが大きな役割を果たしていることが、 社会問題として認識されています。 情報発信側には、正確で信頼のできるコンテンツを提供するとともに、特定の人々(とりわけ、社会的に脆弱な位置に置かれている人々)の存在・尊厳・人権を危険に晒すようなコンテンツを掲載しないこと(万が一、掲載された場合は時を移さず削除すること)が責務として強く求められる時代になっています。そうした中での今回の WAN の判断・対応は、 WAN がこの時代のインターネットプラットフォームを運営する主体としてふさわしくないという事実を明らかにしています。現在、多くの人たちが、自身が執筆した記事を WAN サイトから引き上げる活動(ボイコット)に参加しているのは、このためでもあります。私たちふぇみ・ゼミ運営委員は、 WAN のプラットフォームとしてのあり方を問い、トランス排除的なフェミニズムに反対するゼミ生の活動を強く支持します。同時に、今回素早く問題...

ふぇみ・ゼミ主催【敗戦・解放から75年】問われ続ける戦争責任・植民地支配責任 国家の責任とはなにか?-敗戦・解放75年に思考すること-

 2020年は第二次世界大戦終結から75年を迎えます。日本にとっては敗戦、アジア太平洋地域にとっては解放75年となり、2020年は今まで以上に重要な年であることは言うまでもありません。  75年が経過した世界は、あの恐ろしく残忍な戦争、その戦争の下地となった植民地・占領のことを「忘却」したかのような状況です。  しかし、新型コロナウィルスが世界を席巻する中だからこそ、現在の問題との接合点をみつけながら、思考しなくてはなりません。  その根底に横たわるのは、いまだに達成されていない、戦争責任、植民地支配責任、占領地責任です。  本企画は、戦争責任、植民地支配責任、占領地責任等に関心の強い研究者・運動家などを呼び、ふぇみ・ゼミの視点からこの問題を捉え、「いま何をしなければならないのか」「いま何ができるのか」を考えます。全てオンライン配信での実施です。 --------- *スケジュール予定(全8回) 【第1回】8月31日(月) 19:00-21:00 テーマ:解放75年から思考するー植民地朝鮮とはどのような状況だったのだろうか? 講師:洪昌極(ほん・ちゃんぐっ)さん(歴史学研究会委員) 朝鮮近現代史、植民地期朝鮮における農業移民や干拓事業など、水利秩序を軸とした研究をすすめる。2020年4月に「朝鮮植民地化過程における水利施設の国有化と水利権 」を発表。 <内容>  日本による植民地支配は朝鮮に何をもたらしたのだろうか。政治・経済・文化あらゆる側面の収奪が浮き彫りになってきている。特に、社会構造を支える経済分野の打撃は解放後の国家のあり方にも影響してくる。 参考文献:中塚明『これだけは知っておきたい 日本と韓国・朝鮮の歴史』高文社、2002年 【第2回】9月15日(火) 19:00-21:00 テーマ:「近代日本の戦争障がい者」 講師:松田英里(まつだ・えり)さん(公益財団法人政治経済研究所研究員/早稲田大学本庄高等学院教諭) <内容> 「戦争の惨禍」や国家・社会の矛盾の象徴とされる一方、待遇改善の声をあげ、戦時は総力戦体制に組込まれた「癈兵」。日露から日中戦争までの軌跡と戦場・戦争体験の固有性を明らかにする。その上で、戦争責任とは何かを考えるきっかけにしたいと思う。 参考文献:松田英里「近代日本の戦傷病者と戦争体験 、 日本経済評論社 、2019 【第3回】9月25日...

9/2ふぇみ・ゼミ共催「まんなかラボ緊急企画『今更聞けない?だけど聞きたい!オンライン運営相談会』

9/2にまんなかタイムスさんとふぇみ・ゼミの共催にて「まんなかラボ緊急企画『今更聞けない?だけど聞きたい!オンライン運営相談会』を実施します。 以下、まんなかタイムス古川さんからのご案内です。 あとから配信もあります。 ぜひ下のリンクよりお申し込みください。 https://s-ce.shigoto.bz/wordpress/?p=13363 ーーーーーーーーーーーーーーーーー まんなかタイムス発行人の古川です。 まんなかラボ緊急企画 今さら聞けない?だけど聞きたい!オンライン運営相談会 ~オンライン講座500回 ふぇみ・ゼミさんの知恵袋~ <さいたま市男女共同参画推進センター公募型共催> ご案内です。 2020年春先から、新型コロナの影響で「集まることがリスク」という環境が続いています。 特に、不特定多数の人を集める生涯学習や趣味、社会運動などの講演、セミナー、ワークショップなどは、オンライン主体に切り替える必要に迫られています。 リアルの場での学びあいやネットワークづくりに力点をおいてきた運営者としては、せつないものがあります。古川もそうでした。 それでも「学びを止めない」「場をなくさない」ために「新しい生活様式」にふみだすのですが、右も左もわからないことだらけ・・・そんなときにたいへん助けていただいたのが、これまで多くのオンライン企画を運営してこられた若い女性研究者のグループ、ふぇみ・ゼミさんです。 このたび、ふぇみ・ゼミさんとのコラボで「なんでもきいてみよう!」ができる相談会を行うことになりました。 どうぞふるってご参加ください。 講師 熱田敬子さん、梁・永山聡子さん(ふぇみ・ゼミ運営委員) 日時 9月2日 10時~11時30分 参加方法 Zoom(お支払が確認できた方に参加情報をお送りします) 参加費  1000円(peatixで集金) 定員  100名(あとから視聴ふくむ)(質問への回答はリアルタイム参加を優先)  ※参加者の方は、終了後1週間の間録画をご覧いただけます。 申込方法 専用フォームに必要事項を記入のうえ掲載方法に沿ってお支払ください(8月25日締切) お申込み https://onlineqa.peatix.com/ ご質問・ご相談はフォームで受け付けています。 ※質問の例(当てはまるものがあればそのまま記入してください) 「オンラ...

マイノリティと社会運動の現在(いま)

マイノリティと社会運動の現在(いま)  科研費研究グループ「マイノリティの社会運動と政策イシュー形成過程の領域横断比較研究」主催 マイノリティと社会運動の現在(いま)」 の事務局をふぇみ・ゼミが行っています。   こちらのページをご覧ください。 https://wasedaminority.blogspot.com/?m=1 *ふぇみ・ゼミ生は無料になります。

【第四回オンライン社会運動講座】受講者感想

「オンライン社会運動講座」第四回目7/11(土)の受講者の皆様の感想を一部紹介いたします。 次回(7/18)が最終回となりますが、まだお申込みを受け付けております。これまでの回のアーカイブもその回のチケットをお求めいただければ二週間ご覧いただけます。ぜひご検討ください。 詳しい講座情報は以下のリンクをご確認ください。 http://femizemi.blogspot.com/2020/05/blog-post_8.html ***************************************** ・アジアのオンライン社会運動の具体的を知り、日本の社会運動は遅れすぎていると感じました。たとえば香港の警察の位置情報を確認するツールでは、ファクトチェックや現場に赴いて確認する作業まで徹底されてる点に驚きました。社会運動に参加する人たちの層の厚さを感じました。 日本で社会運動のオンライン化が進まないのは、運動に参加する人の少なさや年齢層の偏りも影響していると感じました。ふぇみゼミで得た知識を実際に活かして、関心を持つ人を増やさねば、と思います。 ・世界の流れ、実例を具体的にお話いただいたことで、オンラインだからできる運動があるのだということを実感いたしました。また、オフラインとの違いどんな点に留意する必要があるのかもわかりやすかったです。加えて、世界で何が起きているのか、全然わかっていなかった自分を恥じています。デモに参加した方々がどんな工夫をし闘ったのか、自分でも学ぶきっかけにしたいと思います。 ・日本でも、団塊の世代まではスマホを持っています。使いこなせていない世代も巻き込んで、情報共有していくことが大事なのかなと思いました。 ・オンライン-オフラインのつなぎ方を超えて、これまで以上に密度の濃い講義でした。(…) 韓国のろうそくデモについても、いろいろな運動でつながりのある年上の世代の方から「韓国に学ぶべきだ!」と言われるのですが、オフラインの出来事(すごい人数の市民が毎週末にデモをする)以外の背景を不勉強にして知らなかったので、とても勉強になりました。(…) 国家権力と裸で対峙する場面での抵抗においてオンラインとオフラインの接続がすごく有用だということだと思います。日本社会もすでにそういう活動が必要な局面に入りつつあると思いながら、まだまだそこにたどり着くの...

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